正社員を目指すなら業種を選ぶべき

現代では約3割程の人が非正規社員として働いており、有効求人倍率は非常に高い状況が続いている。非正規社員の割合が高く、有効求人倍率も高いというアンバランスさは理解しずらい状況だ。

求人の状況に格差が生じており、社員が不足している業種と過剰気味な業種があり、一律で社員が不足しているわけではないようだ。ということは、正社員になりたいと思っている人にとっては転職のチャンスといえる。正社員が足りている業種は人気があり、たとえ採用の枠があったとしてもかなりの応募があり、高いハードルになっている為採用まで至らないケースが多いのだ。

そこで、正社員になりたいのであれば、正社員の数が少ない業種を選ぶことが大切だ。加えて、安定性と将来性のある仕事を選ぶことが重要になってくる。

そこで今、介護の仕事が注目されている。少子高齢化で高齢者の割合いが大きくなり、介護の需要は増加し続けているからだ。現状でさえ不足気味な介護職員が、将来的には大幅に不足することは間違いないと予想されており、このまま不足した状況が続けば医療や介護の業界が成り立たなくなる可能性すらあるだろう。

そこで、今から介護の仕事を始め、働きながら資格を取ることができれば将来安定した生活をおくることができるだろう。現代で問題視されている給与が低いという問題は国が手を入れる可能性があり、待遇面も問題なくなる可能性が高い。

非正規社員と正社員を比較した場合、収入面や福利厚生に大きな開きがある。非正規社員の場合はいつ契約解除になるかわからず、将来の生活設計がしにくいというのが現状だろう。介護業界の正社員を目指すことは、安定した将来へのチャンスなのだ。